2エンジン車特有の音の再現

概要 Bve 上で再現している気動車の車両データにて、2エンジンの車が発する独特な不協和音を再現する方法について構想する。 動機 YouTubeの動画を見ている際に、キハ58のエンジン音のピッチがノッチオフ時に同期せず不協和音になっていることに気がついた。 大変独特かつ気に入っている雰囲気の音なので、なんとか Bve で再現できないかと思案した。 仕組みの構想 Dmh17_Tc2a.dll を、次のようにリネームして Ats プラグインとして読み込ませるようにする。 Dmh17_Tc2a_1.dll Dmh17_Tc2a_2.dll PluginParameters.txt 中の設定も、上記ふたつのプラグインとしてセクションを設ける。その際に、それぞれのエンジンの回転の上がり方等の特性を少し変える。 課題 車両へのノッチ出力は、どちらかのプラグインの値を使うようにして衝突を防ぐ必要がある。 プラグインへのノッチ入力は、どちらのプラグインも平等に同じ値を用いる必要がある。 現状はこのような仕組みは存在しないので、 PluginOrganizer などの上流でよしなにしてあげるか、プラグイン自体に機能を持たせる必要がある。 同じ音源の音を同時に鳴らすので、音の波の位相が合致したり周期が180度ずれていると意図しないように聞こえるのではないか? PoC 以下の方法で概念実証を行った。 Dmh17_Tc2a をコピーし Dmh17_Tc2a_2 という同じプラグインの名前違いを追加。 PluginParameters.txt の設定に Dmh17_Tc2a_2 セクションを設け、燃焼時の応答性の値を変更。(250.0 -> 750.0) PluginOrganizer に ATS_HANDLES を返さないモードを追加。 Instruction.yml に Dmh17_Tc2a_2.dll を追加。 これにより、車両データは以下のような状態となる。 Dmh17_Tc2a プラグインをデータ内で 2つ 実行させる。 本当にエンジンを2つ回してしまう。 Bve 本体に送るハンドル位置は、 1つ の Dmh17_Tc2a の値を使用し、出力のバッティングを避ける。 音声に関して、同じ波形の音声が同じ位相で鳴った場合に意図しない聞こえ方となってしまうため、以下の変更を行った。 Dmh17_Tc2a_2 で再生する音は、ラジエターファンの音に限る。 ラジエターファンの音の変更。 燃焼音の変更。 結果 評価の基準 下記動画の状態 厚狭→下関 キハ58 563 変直全開最高のサウンドDMH17H 車窓 山陽本線 もう走る事のない貴重鉄...

April 5, 2024 · 1 min · Rock_On

AtsExからの拡張情報のとりまとめ構想

概要 AtsEx プラグインは大変強力で、 Bve 本体からの情報を Ats プラグイン以上に取得できる機構を持つ。 拙作の車両データにおいても、 AtsEx プラグインを用いて拡張的な情報を取得し、シミュレーションの再現度を高めたいと考えた。 そこで、拙作の既存の Ats プラグイン群と絡めて使用する場合に、どのような構成を取ることができるか考えてみることにした。 AtsEx プラグインで取得したい情報 乗車率 乗車率 力行回路シミュレーション、空気ブレーキシミュレーション時の応荷重装置の実装が可能になる。Bveの応荷重では単位乗車時の倍率が設定できないため、柔軟性に欠けシミュレーションとしては不正確になる場合がある。 以降、書きかけ。

April 3, 2024 · 1 min · Rock_On